2014年7月2日水曜日

[参考に]メレンゲパウダーと粉糖

日頃、デコレーションを楽しんでいただくため、作りたい作品を作っていただくためのお手伝いをさせていただいていますが、このブログでもレッスンの補足ができればと思い、考えたことが^^ 
レッスン中に’ナニ?ナゼ?’となりやすいことをここにのせようと思います^^


 カリキュラムにそって進んでいくうちに、豆知識やちょっとしたコツとして雑談のようにご紹介していることは、これまでに、私が教えていただいて吸収したこと、自分なりに調べたりまとめたり、時には実際にやってみたりして得た(得ている最中の)ことです。
(まだまだ模索中のものもたくさんありますが꒰꒪꒫꒪⌯꒱ なので、ご存知のことありましたら教えてくださいね!♡)

思いついたテーマごとにいきたいと思うので、不定期だとは思うのですが、ちょこちょこ登場させていきたいので、ご興味ある方はおつきあいくださいませー^^
また、あまり詳しくは書ききれないと思いますので、やっぱりこれまで通り、いつでもレッスン中に聞いていただいたり、LINEやメールなどしてくださいませー☆


 コツというほどのことでもないかもですが、ブログ右上に表示されているラベルに「tips」を追加するので、そこにまとめていきます。参考にしていただければ嬉しいです。


前置きが長くなりましたが、第1段は、「メレンゲパウダーと粉糖について」です。

ウィルトンコース1の1回目のレッスンでクリームアイシングのレシピや材料のことのパートでさらっと触れますので、それを軽く文にまとめた感じだけなのですが、デコレーションを始めてみてから立ち戻っていただくと、より分かりやすく納得できるところもあると思うので、これを見て思い出していただけると嬉しいです!


以下、コース2にて扱うロイヤルアイシングを想定しています。

まず、

<メレンゲパウダー>
WILTONのメレンゲパウダーには、クレームオブタータ(L酒石酸水素カリウム)という成分が入っています。
(L酒石酸カリウム 別名:ケレモル、クレームオブタータ、クレームタータ)
クレームオブタータは、卵白のアルカリを中性に向かわせ、立てたメレンゲの泡を酸の動きで固定させ、安定したメレンゲができるという働きをするものです。
・乾きを早くさせる
・気泡を安定させる
という役割をしてくれています。
これだけで売られています。






これが入っていない、乾燥卵白だけだと、使っていただくことはもちろんできますが、
・クリーム作り始めが少し固いです。固いといって水分を加えるとドロっとなってしまいます。
・お花を絞ると、ザラっとした感じ、ベタっとした感じが見受けられます。
といった特徴が出てしまうので、注意が必要です。

ここに、クレームオブタータが入ると、ザラっとしたのがなくなり、ツルっとなります。




酸とかいろいろ言ってますが、もちろん科学的な観点から飲み込めているわけではなく、ざっくりと理解しています。




メレンゲパウダーで、卵白水を作ることもできます。
”卵白水(卵白1こ分)
・水 大さじ2
・メレンゲパウダー 小さじ2
です。

卵白は、主に水分とたんぱく質でできているそうです。
卵白に含まれている水分は、88%
糊のように接着する「結着性」と泡立てると空気を抱き込む「起泡性」という性質をもちます。





つぎに、

デコレーションやアイシングに欠かすことのできない
「粉糖」

粉糖は、大きく分けて3種類のものが売られているようです。

★純粉糖
★コーンスターチ入り
★オリゴ糖入り


粉糖は、湿気が入ると固まってしまいます。
★純粉糖→
湿気が入るとカチカチに固まってしまい、きしんだ感じになります。このままクリームを作ってしまうとダマの原因になりますので、必ずふるってから使う必要があります。特に梅雨時期は注意が必要です。

★コーンスターチ入り→
固まらないので、ふるわずに使えます。そのままどさっと入れて大丈夫です。
お花など、形作るデコレーションをするのに適しています。

★オリゴ糖入り→
こちらもふるわずにそのまま使えます。粘りが出るようなクリームが仕上がりますので、アイシングクッキーを作るときに適しています。伸びやすくて良いです。逆にお花などは、ベチャっとなりやすいかもです。





ざっとこんな感じです。




よければ参考にしてくださいませー^^









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